空腹を乗り越えた瞬間こそ、実は脂肪が分解されているって知ってました?|ダイエットのお話

あなたは

「あーー、お腹すいたぁ。はやく何か食べないとしぬぅ~」

…数分後。

「ん?なんか空腹通り過ぎた?」

みたいな経験をされたことはないでしょうか??

実はこの、空腹を通り過ぎる現象の正体にこそ、ダイエットの真実が隠されているんです。

1.空腹を感じるしくみ

人間の体は食事によってエネルギーを取り込みます。

そして使えるエネルギーが無くなりそうになると、脳から命令が出て、空腹を感じます。

実はこの空腹、血糖値の低下によるものだったのです。

血糖値の細かい説明はここでは省きますが、

大まかな流れは、

エネルギー不足

血糖値が下がる(空腹を感じる)

ご飯を食べる

血糖値が上がる(空腹が満たされる)

インシュリンの働きで血糖値が下がる

空腹を感じる

こんな感じです。

何か気づきませんか?

そう!

エネルギー不足にならなくても、

血糖値が下がるだけで空腹は感じられるのです。

これがとても重要。

2.血糖値の変化が全ての鍵だった

血糖値が下がっている時にエネルギーが供給されないと、体は「やばい!死ぬ!」と危険を察知し、体内で足りない分のエネルギーを作り出そうとします。

その時に材料になるのが、

僕らの憎き敵キャラ、脂肪です。

その他、実は筋肉も分解されてエネルギーにされます。

そして一時的に体内でエネルギーが作り出されて、なんとか僕らの体はエネルギー不足を乗り越えます。

すると、下がっていた血糖値も元の値に戻り、空腹を知らせる司令も一時的に解除されるというわけです。

これが空腹を乗り越える現象の正体です。

3.空腹時の運動が効果抜群と言われる理由

空腹時は体内にエネルギーがありません。

前の項目で説明したとおり、

体内で作り出すしかないんです。

そんな時に運動をするとどうなると思いますか?

体はますますピンチを感じとり、

どんどん脂肪や筋肉を分解してエネルギーに作りかえます。

つまり、減量という意味でのダイエットの観点からいえば、空腹時の運動は効果絶大なのです。

4.血糖値をコントロールして体を支配しよう

ただし、ひとつだけ重大な注意点があります。

慢性的なエネルギー不足は体調不良を引き起こす原因にもなります。

何事もやりすぎは禁物。

適度なカロリー制限で、常に軽い空腹を感じる状態を維持すれば、体重は簡単に落ちていきますよ。

2018年1月から僕が行っているダイエットチャレンジもこの現象を利用したものです。

順調に効果が出てるので体重を測定するのが毎日の楽しみです。(笑)

5.血糖値が下がっている時の食事は注意が必要

よく言われることですが、

空腹時に食事をとると、血糖値が爆発的に増大します。

すると、血糖値を正常に戻そうと、大量のインシュリンという物質が発生します。

するとこれまた爆発的に血糖値が下がり、

ご飯を食べたばかりにも関わらず甘いお菓子が食べたくなります。

空腹時にお腹いっぱい食べても、

デザートが欲しくなるのはこの為です。

どうすればいいのか

意識することはたった一つ。

血糖値の上下幅を小さくし、波を緩やかにすること。

そのために出来ることはあの有名なベジファーストです。

ベジファーストとは、

食事の時に、糖質の低い野菜から食べることで血糖値の急激な上昇を防ぐテクニックです。

また、ゆっくりよく噛んで食べることも血糖値の上昇を抑制するのに効果的です。

血糖値をうまくコントロールしてダイエットを成功させましょう。

番外編

実は運動によっても血糖値が上昇することが分かっています。

ダイエット中の就寝前など絶対食べてはいけないタイミングでどうしてもお腹がすいた時は、その場でもも上げダッシュを30回やってみて下さい。

不思議と空腹がおさまります。

その後であったかいお湯なんかを飲んで寝れば完璧ですね。

また、運動をしなくても、低カロリーのキャベツなんかをほんの少し食べれば満腹中枢が刺激されてお腹が膨れます。

トマトジュースを飲むのもありです。

僕はこの二月から朝起きた時と夕食前にトマトジュースを飲み続けていますが、

特に夕食前のお腹が空いてどうしようもない感じがたったコップいっぱいでおさまります。

トマトジュースには血中コレステロールを下げたり抗酸化作用があったりと、美容におけるスペシャルドリンクなのできれいになりたい方にはオススメです。

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