こんにちは。
…いや、躓く(つまずく)でしょ!?
もうね、小さい段差で足が引っかかるとかそういうお話じゃない。
人工的に完全整備された、パーフェクトフラットな建物内で躓く。
いつごろからかなーと思い返してみると、
だいたい28歳くらいから現実に目を瞑るようになってきたように思います。笑
それがここに来てますますひどい。
僕は今年の一月からダイエットチャレンジを行っていますが、つまり意識的にダイエットをしなきゃいけないほどには慢性的な運動不足なんです。
今回はそんなお話。
僕なりに考察して、仮説を立てて、実証までしてみたので一応対策もあります。
「最近私ヤバくない?老いたな…」
とか思ってるあなた!
ぜひ寄ってってください。
1.現状把握
もうほんとにヤバイ。
ヤバくない?ヤバイよね??
超ヤバイ。
ヤバすぎて語彙力がヤバイくらいヤバイ。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ。
…とりあえず事の深刻さ程度は伝わったでしょうか。
このブログを読んでくださっている方の何パーセントかの学生さんにはイマイチピンとこないかもしれませんが、急に来るからね?
ハゲも急に来るっていうけど、
体の不自由さもかなり急に来ます。
乗り物に例えると、、、
いや、どこでもドアくらい急にきます。
(お陰さまでハゲはまだドアノブに手をかけたくらいで迷ってくれています)
実際何が起こるかと言うと
躓く。
コケそうになる。
階段なんてもってのほか。(特に朝の階段は魔物)
今のところ危ないってほどでは無いのですが、普通に歩いていていると不意につま先が置き去りにされる感じです。
突然ダダをこね始めます。
正直イラッときますね。
同世代の方は共感してくれてると信じています。
昔の人はこういうのを妖怪のせいにでもしたんでしょうね。(あと数年前の子供たちも)
僕も出来るならば妖怪のせいにでもしたいです。でもそこにいるのはジバニャンではなく老化と運動不足という現実。
15年くらい前にテレビ出みたのですが、
こういう、なんてことない所でつまずいたりする状態を、
『老人性不器用』
と言うそうです。
腹立ちますね。
命名したやつのつま先を片方だけ5cm長くしてやりたい。
毎日ちょっとだけ面倒くさくなるがいいさ。
話を戻し
といっても他には特にないんです。
ただただ躓く。
で、GWが明けて久々に会社行ったら階段に(命ごと)足を持ってかれそうになったのでこれはヤバイと思い、いろいろ試してみたわけです。
2.いつからつまずいてた!?
正直思い出したくもないですが、
実は結構前から躓いています。
人生にも何度も躓いていますが、それと同じくらい躓いています。
ざっくり言うと、
28歳くらいからですかね。
この頃はまだ老化を意識していなかったので、何とも思っていなかったんです。
みなさん気をつけてくださいね。
あいつら(躓かせる妖怪)は、
じわりじわりと「だるまさんがころんだ」でもやっているように見せかけて
いきなりどこでもドアですから。
対策を取れるもんなら早いに越したことがないです。
3.今と健脚な頃の違いは!?
健脚ってwww
そんな頃が僕にあったのかはいささか疑問かも知れませんがここはそういう表現の一つということでお願いします。
今との違い(昔の習慣)
- ラジオ体操を毎日やっていた
- 週3くらいでランニング
- 毎日クロスバイク(カッコイイ自転車ね)
- 週3くらいで空手の稽古
- 月イチで登山
と、こんな所でしょうか。
我ながら動きまくってますね。
これらをまるまる辞めちゃった(正確には急激に頻度が落ちた)のがだいたい28歳ごろ。
加齢に加えて、運動不足なら、
そりゃどこでもドアもひらきますわ。
最近はダイエットもかねて、
上記の中から、
- クロスバイク
- 空手
- 登山
を再び始めました。あの頃ほどの馬力ではないですが笑
すると体力は実感できるくらいついてきました。
しかし!
やっぱり躓くんですよ。
何なんでしょうねまったく。
そこで考察(仮説)
おそらく躓くことと、運動量にはそこまでの強い相関関係はないと思います。
僕の周りでジム通いしている子達も最近躓くと言っていることからもこれは正しいでしょう。
では何が原因なのでしょうか。
解剖学的な話になると趣味もあって長くなるので割愛しますが、
「躓く」
という現象は、加齢とともにスネから足の甲にかけての筋肉が衰えることに加えて、筋肉と関節を結ぶ腱(スジみたいなもん)が伸びてくることにあるようです。
実際に模型を作ってアレコレ遊んでいるとここの重要性がよく分かります。
なのでこの原因を根本から解決してやれば、
躓くことは無くなるわけです。
4.今からできる歩き方改革はコレだ!
現実的な話をすると、
1度伸びた腱は元には戻りません。
出来るのはスネの筋肉を鍛えて、代用すること。
ですがハッキリいって、
スネの筋肉を重点的に鍛えるのは時間的にもモチベーション的にも、アスリートでもない限り不可能です。
ではどうしたらいいのでしょうか?
生活を変えます。
具体的に言うと歩き方を変えます。
意識して筋肉を鍛えるのは難しくても、歩き方に気をつけるくらいはできます。
それに正しく歩いていれば必要な筋肉も自然に鍛えられるのでこの方が現実的ですよね。
今からできる歩き方
これから紹介することにだけ気をつけていれば、
とりあえず躓くことはまず無くなるでしょう。
僕は今のところまったく躓きません。
とっても簡単です。それは、、、
《かかと着地を心持ち強めに行う》
だけです。
もちろん姿勢を良くするとかそういう当たり前のことはしっかりした上での話ですけど。
僕が実際そうだったのですが、つま先が引っかからないように歩こうとすると変に力んでしまってリズミカルに歩けません。
そして疲れます。
結果、やめちゃいます。笑
このかかと着地強め歩法は、
思い立った時にやって下さい。
何回も繰り返しているうちに、その歩きやすさ、心地よさから自然に身につきます。
この歩き方に至るまでに参考にしたのは、
- 通っている道場の空手の先生の意見
- あの宮本武蔵さんの「五輪書」現代語版
- 金哲彦氏の「ランニングメソッド」
- 僕の実体験および体実験(言いたいだけ)
以上です。
武道的にはかかとを強く踏むことを重要とする
参考にさせて頂いた資料やご意見は、ほぼ僕の趣味からくるものです。
武道的な体の動かし方はとても合理的にできています。
だったら歩く上でのトラブルも解決できんじゃね?って思ったのがきっかけです。
五輪書にも何度も出てきますが、
古流剣術や昔から伝わる武道なんかでは、
「かかと重心」
を大変重要視します。
これは力みを取り除くことに深く関係があるそうです。(諸説あり)
近代空手、格闘技や近代の剣道なんかでは真逆のこと(つま先重心でかかとを浮かす)をやっていますが、どちらが正解とかではなく、その時その時にどちらが適しているか、ではないでしょうか。
こと歩行においては、重心なんて動きっぱなしです。(武道を長くやっている方は少し違いますが)
その中でも、力まないためには後ろ足で地面を蹴ったり、つま先を上げたりでは無く、
かかと着地を「意識」する程度でちょうどいいんです。
5.最初は意識して、だんだんとカラダに馴染ませる
話を躓かない歩き方に戻しましょう。
おさらいします。
注意点は以下の3つ。
- 姿勢は正しく(でも力まない)
- 放り出した足をしっかりかかとから着地させる
- ほんの少しだけかかと着地を強めに
3番目に関してはそんなに意識しなくてもいいかもしれません。
感覚には個人差があるので。
ちょっと話がそれますが、かかとを強く着地させようとすると自然と大股になって小気味よいリズミカルな歩行になります。
ぜひ自分のスタイルを見つけてみてください。
後はこれを思い出す度に繰り返すだけ。
最初はすぐに元の慣れた歩き方になってしまいますが、その都度意識して直しましょう。
あまり気負わずに、ゆっくり、少しずつ。
どうせ何年もかけて染み付いたクセなのでなかなか取れませんから笑
慣れてくると紹介した歩き方の方が楽になりますよ!
6.意外な副産物を発見した所でまとめ
さて、今回は僕の躓きグセから正しい(?)歩き方を紹介しました。
いろいろ試した結果行き着いたものなのでそんなに外れてはいないと思います。
ちなみに嬉しい副産物が。
かかとに意識を置くと姿勢が良くなります。
すると、消費カロリーが上がるんでしょうね。少し体重が落ちました。
そして筋肉が付いたのか、ロスがなくなったのか、体が軽くなったように思います。
※あくまで個人の感覚なのでご注意ください。
最後に一つ注意点!!
この歩き方の時は一つだけ注意が必要です。
僕は調子に乗って死にかけました。
それは、、
滑りやすい靴で、滑りやすい路面を歩かないでください!
何を当たり前のことをと思うかもしれませんが、マジで危ないです。
具体的に言うと、
クロックスや靴底のすり減ったスリッポンを履いて、雨の日のタイル面(会社の玄関とか)をガンガン歩くとソッコーやられます。
普通に死神がどこでもドアでやってきます。
それだけ勢いよく歩けるということなのですが笑
今回は以上です。
(あ、僕ドラえもん好きなんですよ笑)