体のゆがみ、気になりませんか?
テレビなんかでよく取り上げられるけど、
ゆがんでいたとしてもどうしていいか分からないって人は少なくないはず。
人の体っていうのは本来、
正面から見ると一直線で、
真横から見るとゆるいS字になっています。
この本来の形からわずかにでもズレると、
・肩こり
・めまい
・いきぎれ
・腰痛
・頭痛
・四十肩や五十肩
など、様々な不調が出てきます。
もし上に挙げた6項目のうち、ちょっとでも自分に当てはまるものがあった人は要注意!
ほっておくととんでもない事になりかねません。
痛みがひどい人はすぐに整体に通うことをお勧めします。
よく聞かれるのは、
病院と整体のどちらに行ったらいいの?
というような質問ですが、
僕なりの解釈で説明すると、
病院→痛みを和らげる
整体→痛みの原因を取り除く
こんな印象です。
もちろん症状によっては病院で大きな治療をすることもありますが、
今回のテーマである、
「体のゆがみ」
にアプローチ出来るのは整体です。
今日はその整体の先生に直接聞いた、
体のゆがみをとるためのストレッチをまとめたいと思います。
とても簡単で、時間もかからないものが多いので、仕事のスキマ時間にでもぜひ取り入れてみてください。
きっと体が軽くなりますよ。
1.体は簡単にゆがむが、なかなか元に戻らない
体のゆがみって、
ほんとにそんな大げさにすることなの?
そんな人多いのではないでしょうか。
簡単に確認する方法は沢山あるのですが、
まず自分について以下のことを思い起こしてみてください。
「最近なんだか太ったなぁ。食事の量はそんなに変わらないはずなのに…どうしてだろう?」
こんなふうに思った人。
まず間違いなくゆがんでいます。
どうしてかと言うと、
体がゆがんでいる人は、正常な人に比べて同じ運動でも消費カロリーが低いことが分かっています。
さらに、ほんの少しの動作ですらおっくうになりがちなので、より一層太りやすい体になるというわけです。
本題に戻りましょう。
ゆがむのはゆっくり。治るのはさらにゆっくり。
どう思います?
そう。太るのと同じなんです。
体というのは長い時間かけて変化した場合、元に戻すのにさらに長い時間がかかります。
このあと紹介する簡単なストレッチを行うと、一時的に元のラインに近くなりますが、またすぐにゆがんだ太りやすい体に戻ります。
これは体自体の癖もあるのですが、
今まで慣れ親しんだ姿勢は、気が付かないうちに出てしまうからです。
まずは意識的にこのゆがみの元となる姿勢をやめるところから始めましょう。
なに、簡単です。
ストレッチのあとの爽快感を常に追い求め続けるだけです。
最初はすぐにダメな姿勢に戻ってしまいますが、繰り返していくうちに綺麗な姿勢が自分のモノになっていくのが分かります。
ちゃんとやれば、
1ヶ月くらいで正しい姿勢を身につけることができます。
そうすれば、あとは時間を待つだけ。
勝手にゆがみが取れていくでしょう。
今回紹介するストレッチは、
その手助けになるものです。
めちゃくちゃ気持ちいいのでぜひ毎日、いつでもやってみて下さい。
2.ゆがみの原因になる五つの悪癖
ストレッチや整体でせっかくゆがみをとっても、その原因を取り除かないと体はあっという間にダメ形状に戻ってしまいます。
いったい何がいけないのか!?
この賞では、体のゆがみに繋がる、
やってしまいがちな癖について紹介します。
すでに色々なところで紹介されているものもあるので、知らなかったところだけ「へぇ」と頷いて治すようにしてみてください。
これが一番大変ですよ(笑)
治らないから癖なんです。
でも治す!
美容と健康のために!
ではもったいぶってもアレなので、サクッと行きましょう。
- 頰杖
- 腕枕
- 足組み
- 長時間連続のデスクワーク
- 日常の、「あご」が出る姿勢
この五つです。
まだありますけど、これらが大半と言っても過言ではないと思います。
だってゆがみのひどい人はこの五つ、全部やっちゃってますもん。
頰杖、腕枕、足組みは、説明する必要も無いでしょう。
まずは気がついたタイミングから、
一切やめてください。
体の本当の機能を失います。
楽な姿勢ってのはダメなんですよ。
精神的にも肉体的にも、人間をダメにする。
4.長時間のデスクワークはどうでしょう?
仕事が立ち仕事の人でも、家でパソコンやる時は座りっぱなしじゃないですか?
実はこの姿勢、最悪なんですよ。
基本的に体の外側(首から肩甲骨、背中、お尻など)を丸めた状態で長時間過ごすと、体が壊れます。
気づかないうちに。
で、手遅れになってから激痛が走るのです。
怖いでしょ。
実はこの4番と5番は繋がっていて、
5番目のあごが出ている姿勢、
これこそまさに背中側が丸まった姿勢なんです。
デスクワークをしている人をよく観察してください。
よっぽど姿勢に気をつけている人でない限り、あごが出ています。
顎が出ると背中側が丸まる。
そして身体中がゆがむ。
あごが出ている人は(形状的な話ではないです)、
あごを引く。
これは格闘技やスポーツなんかでもコツというか重要ポイントとして扱われます。
簡単に言うと
あごを自然に引いた状態はとてもきれいな姿勢で、自分のポテンシャルを発揮するのにとても好都合なんです。
まあ、あごの話はこのくらいにしておきましょうか。
今回は。
本当はあごについてもっと語りたいんですが(笑)
冗談ではないですよ?
重要だからこそ語りたいんです。
ただ今回は、体のゆがみがテーマなのでここまでにしておきましょう。
3.これでリセット!ゆがみをとる簡単ストレッチ5選!
①肩入れ
よく準備運動でやる動作ですね。
足を肩幅の倍くらい開いて、腰をゆっくり落としていきます。
この時両手は太ももの上です。
背筋が伸びていることを確認してください。
そして右肩から、じわーっと沈めこむような感じで入れていきます。
両側を30秒くらいずつ数回繰り返します。
イチロー選手がよくやっているアレです。
わかりやすい動画があったので貼っておきますね。
②あぐらをかいたっ状態から体を前に倒す
これもよくやるやつです。
ただ、ちゃんと意識してできている人って少ないんです。
まず床に座ってあぐらをかきます。
そのまま両足の裏を合わせて、つま先を両手で包むように持ちます。
カラダをゆっくり倒します。
ゆがみの全くない人はそのまま床にあごが着きます(笑)
信じられないですが。
僕はおでこが着くので精一杯ですね。
③腰を立てる
ちょっとストレッチとはニュアンスが異なりますが、
コレでも充分体の中の筋が伸びます。
習慣にすることで大きく体のゆがみを改善できます。
具体的には、まずいすに腰掛けます。(浅めでOK)
背もたれには一切よしかからず、軽くあごを引きます。
腰の出っ張り(ベルトの高さの横側の骨です)を両手で挟むようにして、
前方に回転させます。(ベルトの前のほうを地面に向けて胸を軽く張るようなイメージです)
注意点として、あまり激しくやらないこと。
ゆっくりじわーっと、背中の筋肉が収縮して、逆におなかが伸びるように。
慣れてきたら立っているときや、寝ているときも行ってみてください。
④ヨガポールを使います。
過去記事で紹介したように、縦に置いたヨガポールに寝ます。
頭、首、背中、お尻がポールの上に乗っかるように寝てください。
そして肩の力を抜いて、だらーんと肩甲骨が地面のほうに落ちていくことをイメージします。
たったこれだけなんですが、効果絶大ですよ。
とても気持ちいのでまいにちやってください。
⑤ヨガポールを使います。(ふたたび)
今度は④の姿勢から、腕を動かします。
肘が床につくように意識しながら、バンザイの位置まで腕をお玉のほうへもっていきます。
そして、肘が床から離れないように、両腕を腰のほうへ下ろしていきます。
ひどい人は肩甲骨付近から、
「ゴリゴリ」
「パキパキ」
と、音がするかもしれません。
僕も始めてしばらくは音が鳴りました。
続けていくうちに音はしなくなります。
くれぐれも痛みのない範囲で行ってください。
あくまでストレッチなので。
過去記事を張っておくのでよかったらこちらも参考にしてください。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
カラダのゆがみってのは誰にでもありますし、
とても危険なものです。
今回紹介したストレッチはどれも簡単で、すぐに始められるものばかりです。
これらのストレッチ以外にも、効果的なものはたくさんあります。
ぜひほんの数種目だけでも毎日の習慣に取り入れて、
健康で痩せやすい体を作ってください。
今日はひとまずこんなところで。
じゃあの。
職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ
- 作者: 崎田ミナ,for.R整体院田中千哉
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2017/03/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る