こんにちは!
今回はちょっとこれまでの記事とはテイストを変えて給料のぶっちゃけ話をしたいと思います。
これから就活をする大学生、他人の懐事情が気になるやじうま根性丸出しのサラリーマンの方、僕に20代の頃の給料教えてって突然DMくれた失礼なそこのあなた(笑)、お世話になった会社に迷惑がかからない程度に全部公開するので気になったら見てってください。
特に大学生と転職考えてる社会人の方は「最後まで」読んで欲しいです。
大事なこと言います。
ではもったいぶってもしょうがないのでとっとと行きましょうか!
【目次】
- 1.大卒中小メーカー勤務(男)の初任給
- 2.田舎の中小メーカーの昇給ペース
- 3.公務員の懐事情(地方上級)
- 4.僕が転職に踏み出したホントの理由
- 5.金で会社選ぶと破滅します
- 6.必ず来る将来から目を背けない
- 7.給料が増えて良かったこと
- 8.給料増やしたいなら遠回りしてる暇はない
- 9.やれることは全部やれ
- 10.コンプレックスが最強の武器になった
- 11.これから将来を決めるあなたへ
1.大卒中小メーカー勤務(男)の初任給
【18万3000円】
この金額を見てどう思うかはあなた次第ですが、正直僕の就活時の心理状態だとそこまで悪くはないかなー程度でした。
※8年経った今は、どうやら18万4000円だそうです。
ちなみに僕の県の大卒初任給の平均は、
2018年現在で19万1000円です。
そして就活時の大卒初任給のボリュームゾーンはだいたい20万円~20万3000円くらいでした。
いろんな雑誌やネットの情報だと今もそんなに変わらないみたいですね。
ちなみに上の金額は都市圏(関東、関西、中京)での就活時の印象です。
僕の場合、東京で内定を貰ったあとで個人的な都合で地元に戻ることになったのでほんとに苦渋の決断でした。
初任給2万の差はでかい!!笑
ちなみに院卒(修士)の場合…
僕の県ではだいたい20万円程度。
都市部だと22万円から24万円くらい。
初任給は会社の規模にほとんど影響されない印象です。
だから騙されちゃうんですよね笑
2.田舎の中小メーカーの昇給ペース
ここでは僕が以前勤めていた会社の昇級額と友人数名の昇級額を公開します。
会社規模は様々ですが、そのへんも詳しく書きます。
ちなみに条件として、
20代後半まで、かつ昇格なしとします。
まず僕。
【会社規模】
- 社員200人強
- 資本金1億円くらい
- メーカー
- 昇給額、、、3000円~4000円
友人A
【会社規模】
- 社員300人強
- 資本金1億円くらい
- 材料メーカー
- 昇給額、、、3000円
友人B
【会社規模】
- 社員20000人強
- 資本金確か数億円
- スマホには欠かせない部品のメーカー
- 昇給額、、、4000円
友人C
【会社規模】
- 社員150人
- 資本金6000万円
- 設備系の施工管理会社(財閥系のグループ)
- 昇給額、、、2000円
- ブラック
友人D
【会社規模】
- 社員500人
- 資本金3億円
- メーカー向けの部品メーカー
- 昇級額5000円
- そこそこホワイト
友人E
【会社規模】
- 社員30人
- 資本金2000万円
- 鉄工所のマシンオペレーター
- 昇給額、、、3000円
友人F
【会社規模】
- 社員5000人
- 資本金900億円
- 名だたる材料メーカー
- 昇給額、、、10000~20000円
- こいつがぶっちぎりかな
友人G
【会社規模】
- 社員3000人
- 資本金3億円
- 県内ではトップメーカー
- 昇給額、、、8000円
友人H
【会社規模】
- 社員4000人
- 資本金20億円
- まぁまぁのメーカー
- 昇給額、、、7000円
このくらいにしておきましょうか。
高校も大学も理系だったのでメーカーに偏ってはいますがそれなりにばらけたデータになると思います。
ネットで口コミ検索すれば出てくるこんなものを公開して何が言いたかったかというと、同じ大卒の、
同じ年齢の、
同じ性別で、
待遇はかなり変わるということです。
僕がよく聞く嫌いな言葉トップ3に、
「お前は給料分働いているのか」
と、
「俺は給料分しか働かない」
があります。
どちらも以前勤めていた会社の先輩が仰っていたありがたいお言葉なのですが。
ぶっちゃけ労働と対価が見合ってるケースなんてほとんどなくて、極端なことを言えば1日1時間の労働で月数百万円稼ぐ人もいれば、ブラック企業と呼ばれるところで残業何百時間とかやっても生活水準ギリギリの人もいます。
後者の「俺は給料分しか働かない」なんてちゃんちゃらおかしい話なんですよ。
実際、経営者の知り合いから聞いた話では、毎月支払っている給料の4倍は利益を出してもらわないと採算合わないそうです。
これは別に営業に限った話ではなく、
例えば経理なんかの事務職についている場合。
その人がいるのといないのとで、会社の運営コストに給料の4倍分のギャップがあるかどうかということです。
正直僕は自信ないです笑
ちょっと話がそれましたが次行きましょう。
3.公務員の懐事情(地方上級)
もうね、かわいそう!
みんな公務員さんを叩きすぎ!
実際そんなに貰ってないし、部署によっては超絶激務なんですよ!
という前置きの元、友人の紹介をします。
公務員の給料なんて検索すれば全都道府県のが出てきますけどね笑
県職員さんの場合、
民間企業の平均値ですよ?
ただし、県職員になれるレベルの学校教育を受けた上で県職員になれるレベルの就職活動をこなした人達の勤める民間企業の平均値です。
なのでそこまでの努力もせずに、公務員叩きをするアホどもはまず死に物狂いで活動してから発言しろと言いたいです。
経験上、ちゃんとした教養を身につけたひとは公務員叩きなんてまずしません。
これは県職員の子に聞いたので間違いないですね。
ただ、やっぱり大手民間企業に務める大学の同期と比べると給料の数字は小さいし面白くないそうです。
昇給額もさっき紹介した民間企業の低い側に近いです。
4.僕が転職に踏み出したホントの理由
みんな特に興味ないと思うのでサラッと流します。
- 高校、大学の同期と比べてやや給料が低くコンプレックスがずっとあった
- このままでは父親に勝てないと思った
- その会社での自分の伸びしろに限界を感じた
- 当時の上司含め発言が幼稚でうんざりしていた
- 仕事で関わった一流企業の技術者の方に強烈な影響を受けた
- 漫画「宇宙兄弟」を読んだ
1~4は入社した直後からずっと抱えていたコンプレックスで、入社2年目には先輩の勧めでリクナビNEXTに登録。
いつでも辞めてやるって気持ちになることで少し気持ちは楽になったけど、やっぱりもっと自分はやれるって思ってました。
そこにきて、5.6ですよ。
ここで一気に動きましたね笑。
今でも友人に
「お前の転職理由それでいいの?」
って笑われますけど、自分の将来を真剣に考え、悩み、挑戦するムッタの姿は僕に大きく影響を与えました。
ほんとにいい漫画です。
あ、あと他社の技術者さん。
そして1番大きかったのは、
この転職気分が盛り上がっていた頃に、会社の同期にリクルートエージェントというサービスを教えて貰ったことですね。
そこからトントン拍子で内定決まっちゃいましたし!
5.金で会社選ぶと破滅します
さっきチラッと給料の話に触れましたけど、
給料の金額で会社選ぶと失敗します。
具体的には忍耐力がなくなって、またすぐ転職したくなります。
一時的に給料が上がって満足するのは最初の数ヶ月です。その後は慣れない仕事のしんどさや前職の良かったところが目に付いてもっといい所はないかなーなんて心理になるんです。
きっちり目標達成持って転職した僕でもそうなりましたもん笑
お金はもちろん大事ですけど、
それも自分はこれだけ欲しい!みたいな明確な目標を設けることがコツです。
例えば30代で500万は越えたい。
管理職になって40代~50代で600万を超えて、最終700くらいかな!とかです。
ちなみに僕は2年ごとの目標を作りまして、ゴールは1300万です。笑
できるか出来ないか(成功したか)は寿命で死ぬ前に決めます。
それでいい。
6.必ず来る将来から目を背けない
お金に困る将来は必ず来ます。
7.給料が増えて良かったこと
コンプレックスを解消出来たことです。
8.給料増やしたいなら遠回りしてる暇はない
1番やっちゃいけないのが、転職するためにまずはスキルアップ!とか、資格取得!とかです。
絶対失敗します。
最短距離を最速で突き進むしかないんです。
あなたにはそれほど時間は残されていません。
転職のハードルがぐんと上がる30歳まであとどれ位ありますか?
9.やれることは全部やれ
一つ前の項目と重複しますが、ここで手を抜くと一生後悔することになります。
なんならあなたはもう既に後悔してるはず。
大学の時になんでもっと勉強しなかったのか。
就活時になんで勝手に限界を決めてしまったのか。
本気で取り組んだのか。
取り返すのは今です。
40になってからグチグチ言いたくなかったら今やれ!
【今すぐやれる7項目】
1.転職情報サイトは全部ブックマークしとく
普通に情報収集の意味も含めて、いろんなサイトをブックマークしておくことをオススメします。
僕のおすすめをいくつかお教えしますので知らないものがあったら使ってみてください。
全て登録不要です。
- 転職ものさし
- エン転職
- 転職会議
- カイシャの評判
登録するとこんなことも出来ますみたいなことも書いてありますけどたぶん要らないです。
うまく立ち回れば欲しい情報はだいたい手に入ると思います。
2.無料の転職サイトは必ず複数登録する
以下おすすめサイト
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
とりあえずこのふたつは鉄板なので絶対登録してください。
あとで紹介するエージェントサービスと併用します。
3.迷っているなら転職エージェントに登録して実際の話を聞いてみる
これが1番です。
正直なことを言うと、完全に違う職種に転職しようと思っている場合そこまで有効とはいえませんが、ほぼ同じ職種などならかなり手厚くバックアップしてくれます。
僕の体験談は
【体験談】転職に失敗したくないなら無料転職エージェント一択!おすすめサイトと利用方法まとめ – 社畜を なめるなよ!! +α
でも読んでみてください。
何より初回面談(都合のつく時に電話で)で聞きたいこと全部聞きましょう。タダです。
というか転職エージェントはお金かかりません。
僕が使ったのはどちらも超絶大手ですが、
- リクルートエージェント
- DODA(デューダって読むらしい)
上記の2つ。
これ以外にも第2新卒に特化したものやIT特化のものもあるのでかたっぱしからチャレンジしてください。
商売上どうなのかは知りませんが、複数登録をエージェントの方に勧められました笑
4.今すぐ動く
以上。
というかこれが出来ない奴は一生行動しない。
今動いたやつだけが明日のチャンスを手にする権利を得るんです。
甘えない。
自分で動く。
本屋に行くのもよし!
ネット検索もよし!
5.理想の自分像をはやめに作っておく(最重要事項)
これほんと大事なのでやってください。
細かく設定すればするほどいいです。
具体的に例を挙げると、
- 28歳までに年収500万円突破
- 残業は毎日これくらいで、遅くても何時までには家に着いていること
- 結婚はだいたいこの年齢で子供は何歳までに何人
- 夕食は家族と過ごすあるいはそうでなくても良い
- 仕事に対する熱意はこれくらいで家族のためなら多少好みでない仕事も可能
- もしくはまずは夢を追いかけたい
などなど。
明確な将来の自分像を描いて、必ずノートに書いてください。
で毎日見る。
あわよくば書き足す。
あとはそこに繋がるように最短最速最善の努力をするだけです。
これをやっておくとブレないので本当にオススメです。
6.並行して、資格取得もあり
資格取得に本気になるのはアホみたいなこと言いましたけど、資格はあって困ることは無いです。
メーカー希望ならどんな職種に着くにしてもQCくらいは取っておいてもいいのではないでしょうか?
ただし、それがメインではないのでそこを履き違えないように。
7.今の仕事を3倍頑張ってみる(5倍も可)
転職が現実味を帯びてくるとやっちゃうのが現職を疎かにすること。
面接時の熱意が変わってくるのでまずは現職を今の3倍頑張ってみてください。
もしかしたら転職以外の道が見えるかもしれません。
僕の場合はかつてないくらい頑張って3ヶ月過ごした結果、この会社は違うと判断しました。
退職の際にもハッキリそう言いましたし、割と円満だったと思います。
あと、今の仕事をめいっぱい頑張っておくと、転職後にも役立つことは多いです。
モチベーション的には
「この会社で手に入れられるものは根こそぎ頂く」
です。
10.コンプレックスが最強の武器になった
これは僕の話なので読み飛ばしてもOKです。
というか別記事にします。笑
今回の趣旨からは外れますし。
僕の原動力はコンプレックスでしたっていう話です。
11.これから将来を決めるあなたへ
今回こんな泥臭い話をしたのは、
自分自身の将来のことで悩んでいた時に検索かけまくったのにも関わらず欲しい回答がなかなか無料では無かったからです。
何回キーボード叩いたか分かりませんね笑
「(会社名) 給料」みたいな感じで。
新卒で就職しちゃうとそこの常識が全てになっちゃって、あとは数少ない友達のデータくらいしか参考にならなかったりするんです。
現実の収入を手放しに教えてくれる友達なんて、多い人でも何十人レベルでしょ?
で、都会の方はデータが多いことから僕みたいな田舎モンの、それも四季報や大手サイトに載らないような中小企業のリアルな給与形態を知りたい人に知らせてあげようと思ったわけです。
興味ない人はそもそもこの記事にたどり着きませんしね笑
それでいいと思います。
☆お金が全てではないが、お金があれば大抵の事はなんとかなる
多くの批判を集めそうな匂いがしますが、実際そうだと思います。
だってこの国は資本主義社会ですから。
収入が多くて離婚した人は今のところ見たことありませんが、その逆は知り合いに何人もいます。寂しい話ですけどね。
収入が多いと、色々なことに幅が出てくるんです。
- 結婚式
- 新婚旅行
- 子供の教育
- 子供の将来の選択肢
- 個人の趣味
大きく差が出てくるのはやはり結婚の後でしょうね。
正直、1人で死ぬまで生きていくなら少々低めの所得でも問題ありません。
なんならフリーターでもコツコツ貯金すれば何とかなります。
ですが結婚して子供を育てようと思うとなかなかそうは行きません。
収入が低いせいで苦しんでいる先輩を何人も知っています。もちろん彼らには彼らなりの幸せがあります。
ただ、無いよりはあった方がいい。
それがお金なんです。
※今は宝くじがあたって人生壊れたとかそういう次元の低い話はしていないのであらかじめことわっておきます。
☆☆でもお金が全てでもない
うわっめんどくさいこと言い出したって思ったでしょ!笑
でもこれも真実です。
具体的には精神的、時間的なゆとりのことを言っています。
お金と時間と心のゆとりと。
全部手に入るならそれが一番。
でも、世の中はそんな風には設計されていません。
もちろんやり方はありますが上手くいく人の方が少ないです。
じゃあどうするのかと言うと、自分の中で落とし所というか、妥協点を見つけるわけです。
この作業で手を抜くとのちのち死ぬほど後悔して苦しみます。
先に述べた、お金だけを追いかけて転職すると失敗するっていうのはそういうことです。
何事も半端がいちばん危ない。
どうせ死ぬほど頭を使うことなんて人生で何度かしかないんです。それなら将来を決める今、その頭を使ってみたらどうでしょうか。
さんざん考え抜いたら、あとは行動に移すだけです。
スピリチュアルな話をするつもりはありませんが、そういう風に人生の選択と行動を決めていくと大概のことは上手くように思います。
僕の実体験ですから間違いないと思います。
☆☆☆幸せになるためにわずかな投資を惜しまない
わずかな投資を具体的に挙げます。
- 勉強(学校、独学問わず)
- 読書
- 情報収集
以上です。
中には多少のお金がかかることもあります。
本を買うのもタダではありませんから。
ただ、その数千円が、数年後の数百万のたねになる可能性は大いにあります。
むしろやらなかったことによる、機会損失の方が大きいでしょう。
まず行動を起こしましょう!
悩むのはそれからでいいじゃないですか。
終わらない。