こんにちは。
現状の自分に(正確には予想される今後の自分に)納得が出来ずに、思い切って転職してからはやくも1年が過ぎようとしています。
住んでいる環境もガラッと変わって、
この1年、
ただ必死に走り続けてきましたが、
ここらへんで一度、振り返ってみようと思います。
そうです。
今日は、僕の転職体験談の話です。
もし興味があったらこのまま読み進めてください。
どうでもよかったら、
…いや、せっかくなので読んでみてください。
読んだ後でスマホやPCのモニタを叩き割るのはあなたの自由です。
(あ、そんなに過激な内容じゃないけども)
福井県の会社から転職してちょうど一年経った今、
年収や生活はどのように変わったのか、
そもそも転職は成功だったのか、
今転職しようとしてる人(なんなら転職時の自分)になにをいいたいかなんてのをつらつらと書いていこうと思います。
多少読みにくい文章でも勘弁してね(๑・ .̫ ・๑)
さてと、
1.転職の理由
転職の理由は人それぞれあると思いますが、
僕の場合、一番目に来るのは
強烈なコンプレックスですね。
社会人になっても昔からの付き合いってあるじゃないですか。
僕にもありがたい事に高校や大学の時から仲良くしてくれる友人がそれなりにいるわけです。
年に何回かはみんなであつまってお酒を飲みます。
そこまで仲良くなくても、今はFacebookやLINE、TwitterなどのSNSがはびこる世の中です。
そこまで興味なくても、他人の情報は嫌ってほど入ってきます。
そうやって、みんなの頑張りや、収入、
仕事への熱意なんかを聞いたりしてると、
なんとなく仕事を浪費している自分がみじめに見えてきて、本当に耐えられなかったんですよね。
今思えば、そんなもの、
個人の価値観ひとつでどうにでもなる、取るに足らないことだったのですが、
当時の僕は、
なにか、負い目のようなものが、
思いっきりのしかかっていたんですよ。
確かに、前の会社は
仕事はしんどくはない。
ほとんど定時で帰れる。
ボーナスは年間4ヶ月分くらい。
有給はほぼ好きなタイミングでとれる。
…一見してかなりのホワイト企業ですよね?
実際、離職率もかなり低く、
何年かに1人、どうしようもない家庭の事情で、という程度でした。
じゃあ一体、なにが不満だったのか。
さっきも述べしたが、コンプレックス。
親に、兄弟に、友達に、同級生に、親類に。
言ってしまうと、中小企業なので知名度はあまり無いです。
そして給料。
当時実家ぐらいだった僕にとって、生活が苦しいとかの感覚は一切なかったですが、
なんですかね、通知表もらって友達と比べるみたいな感覚。
常に負けてる。給料安すぎ!
実際は国の平均年収よりちょっと高めなくらいだったんですけど、
どうしても納得できなかった。
特に親。
さらに言うと父親にバカにされているのが伝わってきていて、本当に辛かった。
何となくね、伝わるんですよ。
言葉の節々から。
下に見ているのが。
「お前、ボーナスは手取りで○○万円くらいは貰ってるんだろ?」
みたいな。
そして給料日には自分の明細を見せに来る。
結構辛いんですよこれが。
別に仕事で手を抜いているつもりは無いんですけど、否定されてる気がして。
まぁ、重くなっちゃうのでグチはこれくらい。
でも友達と比べても、だいたい年収で100万くらいは差があったように思います。
就職したばかりの頃は同じくらいだったのに。
で、僕ってもっとやれるんじゃねぇかって思うようになったんですよ。
まだまだ自分を諦めるのは早い。
限界まで自分を追い込んでないやつがグチグチ言うのもみっともないってね。
(あれ!?僕、なんかカッコイイ!!)
というわけでコンプレックス(お金関係)がメインの転職理由でした。
その他細かい理由としては、
- 技術者なので、やっぱり分野の一番(スペシャリスト)になりたい
- のめり込めるだけのやりがいが欲しい
- 若いうちに自分を追い込みたい(戦争を経験した祖父に勝とうと思ったらこれしかなかった)
こんなところでしょうか。
理由なんて人それぞれなんでしょうけど、
折角転職なんて一大事に踏み出そうってんだから、
その理由くらいは自分でしっかり納得できるまで把握しておくべきだと思う。
2.転職して変わったこと(よかったこと悪かったこと)
☆収入が爆発的に増えた。
それはもう。
爆発的に。
数字をだすといやらしいですが、
前の会社の課長さんクラスはぎりぎり追い抜いたんじゃないでしょうか。
ざまーみろ。
ただし、その分仕事量も殺人的に増えていますが。(笑)
☆仕事に対する考え方も変わりました。
前の会社を批判する気はありませんし、どちらがいいというわけでもないですが、
2社経験した今だからわかる、仕事への価値の見出し方があります。
カッコいいこと言いましたが、
簡単に言うと、僕よりよっぽど若い世代でも、
自分の仕事に誇りと責任感を持って必死に向き合っている姿を目の当たりにして、
これまでのじぶんがどれだけぬるま湯でずぶずぶやってたのか思い知りました。
どっちが正解かはともかく、僕が求めていたのはこっち側かなあって思います。
☆家に帰る時間が遅くなりました
仕事量が多くなり、まだ要領もつかみ切れていないので当然といえば当然なんですけど、残業が多くなり、自分の時間は前ほど持てなくなりました。
わかってはいましたが、これはなかなか大変なことです。
人間、なくして初めてありがたみがわかるものですね。
☆時間を効率よく使うすべを身につけつつある
というかこれをやらないと、どんどん自分の時間が減っていくので、
やりたいことやれないんですよ。
ブログとか。
時短テクニックはまた別記事に載せるとして、
これは僕の進化点の大きな部分だといえます。
☆顔が険しくなったといわれた
だめですね。
いそがしくなっていっぱいいっぱいになると、不機嫌でなくても顔に疲れが出てしまうようです。
高校からの友人に言われて「ハッ」となりました。
☆新しい知識が増えていく
それはもうとめどなく。
僕の好奇心によるところも大きいかと思いますが、
周りの人がとても親切で、1聞いたら10くらい教えてくれるので助かってます。
☆知り合いがどんどん増えていく
新しい会社の同僚
その友達
新しい取引先
などなど。
面倒な部分ももちろんありますが、
みな将来、僕の血肉となる存在です。
3.転職の時に参考にしたサイトまとめ(羅列)
たくさんあるんで編集中です。
簡単に上げると、
などなど。
MIIDASの職業診断は無料でなかなか面白いので
ぜひやってみてください。
無料で登録なしでここまでできるのはなかなかないです。
普通に登録しても自分の会社に情報が行くことはまずないので安心してください。
この辺は利用の仕方など、またくわしく載せます。
4.周囲の反応
ガラッと変わりました。
前の会社の先輩なんかからは、軽いひがみからひどい嫉妬(主に年収がらみ)がありました。
そんな中でも仲良くしてくれる先輩もたくさんいます。
いまでもよく飲みにつれていってくださりますよ。
親の評価?もかなり変わりましたね。
会社辞めるって言ったときは大喧嘩になりましたが、
親戚連中から今の会社の評判を聞いて気をよくしたのかそこらじゅうで自慢してます。
これはこれで気分悪いのですが、せめてもの親孝行ということで。
(僕ひねくれてるのかなあ)
そして今の会社。
1年たってようやく顔が売れてきましたが、しょせんはよそ者。
前の会社のようなアットホーム感はありません。
周囲は全部敵。
そんな感じです。
ちょとずつ味方も増えてきましたが、全員と仲良くなるのは骨が折れそうです。
5.転職する時期や年齢について
よく聞かれますが、
自分が決断したらその時がベストタイミングなんじゃないでしょうか。
なんて当たり障りないこと書いていてもしょうがないので、転職サイトに登録していろんなことを質問して聞いた僕だから言えることを。
まず、年齢。
若ければ若いほどいい。
これは間違いありません。
特に20代前半なら、ほぼ新卒組と同様の扱いで教育されます。
さらに、就職口も広いです。
よく言われるのが、
25歳の壁
この辺までは普通に転職できる。
何も心配はいらないし特別なスキルがなくても熱意とやる気があれば大丈夫。
28歳の壁
一応それなりの専門スキルや経験が重要視される。
やる気なんてものはあってあたりまえ。
次の会社でいったい何ができるのか、具体的に説明できること自が重要。
ここまではまだ結構需要がある。
30歳の壁
一気に転職が難しくなる。
専門知識や経験に加えて、管理職の経験も問われる。
求人も紙面に記載されているほどにはないといっていい。
35歳の壁
大きな結果(何かなしえたこと)なんかが必要になってくる。
自分が面接官ならこの年齢の人材を入れても大丈夫といえるだけの
何かが必要。
強い技術があるとかなら問題ないと思います。
ただ、かなり狭き門になることは否めません。
40歳の壁
大手企業から中小企業に転職とかなら求人はあるでしょう。
上記の内容に加えて
強いリーダーシップなんかが求められます。
若い世代に体力や将来性で勝負できない分、
ほかの点で自分に価値を見出し、アピールする必要があります。
それ以降
特殊な例なので僕にはなんとも言えません。
です。
もちろん例外もありますがこれは僕の経験に基づく主観なので。
6.マイナビ、リクナビなどの大手転職サイトってどうなの?
大手サイトは求人数が何よりの強み。
目についたものはすべて(自分が把握管理できる範囲内で)登録しといていいでしょう。
サービスの印象は、
「求人はたくさんあるから、中から自分で探して頑張ってね」って感じです。
そこまで丁寧ではありません。
オススメなのは大手でも転職サイトの面接があるところ。
僕はリクルートエージェントというところにお世話になりました。
システムの仕組み上、僕らはお金を一切払わなくていい(つまり無料)なのにもかかわらず、かなり手厚いサポートを受けられます。
もしエンジニア系で転職をお考えなら一度登録してみてはいかがでしょうか。
簡単な電話での面接(10分くらい)の後、いろいろな求人を出してくれます。
あとは良さそうなところに片っ端から応募するだけ。
7.あの時の自分に言いたいこと
7.1就職時期(大学生)の自分へ
勉強はやってあたりまえ。
周りに合わせるな。
やってるやつはめいっぱいやってる。
就職活動で手を抜くと一生後悔する。
最初は強気で大手でも何でもガンガン攻めるべき。
その中で自分の本当の価値がわかってくるはず。
学歴なんて気にしてもしょうがないし、いうほど企業側は見ていない。
ここで遠慮するな。
7.2転職時期(去年)の自分へ
今自分にできることをまとめよう。
何ができて、何が足りないのか。
同級生とかと比べて足りない部分があるのは致命的。すぐにその差を埋める努力をすべき。
最後のチャンスだと思って、めいっぱい強欲に貪欲に最高の職場を求めよう。
絶対に負い目や引け目から遠慮しない。
できることを全力でやる。
今いる会社で身につけられることは、退職するぎりぎりまで身につける。
自分が抜けた後の会社のことなんて、今は考えても必要ない。
とことん自己中で良し。
10年後の自分(なりたい自分)を毎日イメージして、
その自分とのギャップを埋めるような転職活動をする。
時間、お金、住居、住んでいる地域など明確にイメージする。
成功するまでは失敗なんてないので、全力で走りきること。
8.決意
今の会社で身につけられるものは全部手に入れる。
効率化をさらに進める。できれば仲間にノウハウを展開できるくらい。
毎日何か進歩するように心がける。
外をよく知る。
最強のエンジニアを目指して走り続ける。
以上。
30歳での思ったことでした。
じゃあの。